お ぼ え が き

まえの記事 つぎの記事
東京フランス語学研究会 第22回研究会のお知らせ

東京フランス語学研究会では、第22回研究会を以下の要領で開催いたします。
日本フランス語学会研究促進プログラム「パロールの言語学」のメンバーによる発表です。
関心のおありのかたは、どなたでもご参会ください。

第22回研究会
 日時: 2015年9月26日(土) 13時から14時30分
 会場: 早稲田大学文学学術院 (戸山キャンパス) 33号館16階第10会議室
 発表者: 古賀健太郎(東京外国語大学大学院博士後期課程 / パリ第3大学大学院博士課程)
 題目: Code de la route spécial vélo, visites guidées spécial Nouvel an chinois à Paris...
 2つの名詞を結ぶspécialから見る、語形成上のコネクターに関する考察

 概要: 本発表では最近の広告文やインターネット上で特によく見られる[N1 + spécial + N2]という構造について、その形態統辞的特徴や、構成素となる名詞の組み合わさり方について分析し、そこから、複合名詞の生産的な形成における構成素間のコネクターが果たす役割についての考察を試みる。当該構造におけるspécialは、N1を修飾する品質形容詞とは異なる特徴を有している。このことは、visites guidées spécial Nouvel An Chinois à Parisの例のように、N1への性数一致を必ずしも伴わないことや、spécial以外の品質形容詞に同様の用法がほとんど見られないことからうかがえる。むしろ、構成素の組み合わせにおける潜在的自由度が高いことから、couteau à beurre(バターナイフ)における前置詞àに類似した機能、つまりは複合名詞の構成素間をつなぐコネクターとしての機能があると考えることができるだろう。では具体的には、N1とN2はspécialを介してどのような意味的関係性のもとで結ばれているのだろうか。構成素の組み合わせ可能性に、本当に制限はないのだろうか。発表者が収集した実例を基に検討する。

#早稲田大学文学学術院 (戸山キャンパス) :
 http://flas.waseda.jp/flas/access/

なお、この研究会では11月の発表者が未定となっております。
発表を希望なさるかたは、下記ホームページの「お問い合わせ」の項目から、世話人あてにご連絡ください。

#東京フランス語学研究会ホームページ:
 http://lftky.jimdo.com/

世話人:渡邊淳也 (筑波大学)・塩田明子 (慶應義塾大学非常勤)