お ぼ え が き

まえの記事 つぎの記事
『フランス語学の最前線』第2巻(時制特集)が出たようです(「ようです」というのは、わたしもまだ現物を見ておりませんので)。
同シリーズ第1巻のように5年も6年も原稿がたなざらしにならなくてよかったです。だいたい、そんなに放置されたら、『最前線』の看板がいつわりになりますよね。

http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-718-8.htm
からの引用:

フランス語学の最前線2
【特集】時制
春木仁孝・東郷雄二 編
装丁者 井上智史
A5判並製 定価5,000円+税
ISBN 978-4-89476-718-8
ひつじ書房


フランス語学の最先端の研究を紹介するシリーズ第2巻。本巻は時制をテーマに、広く一般言語学的視野を射程に収めた論文11本を集める。各時制についての研究だけでなく、時制体系全体や時制と視点に関する研究も収めるが、バンヴェニストに端を発する発話主体や発話態度に注目した論文も多く、時制研究に大きな刺激を与えることが期待される。
執筆者:春木仁孝、東郷雄二、西村牧夫、大久保伸子、渡邊淳也、岸彩子、小熊和郎、井元秀剛、高橋克欣、江川記世子、阿部宏


【目次】
まえがき 

フランス語の時制と認知モード 時間的先行性を表わさない大過去を中心に 
春木仁孝

半過去形の叙想的テンス用法 
東郷雄二

事行成立と時制構造 
西村牧夫

単純未来形の意志用法 時制とモダリティを表す仕組み 
大久保伸子

叙想的時制、叙想的アスペクトと認知モード
渡邊淳也

情報の部分性と全体性 実況中継に用いられる現在形を巡って 
岸彩子

フランス語現在形と不定性 
小熊和郎

フランス語における現在形の特徴 
井元秀剛

時を表す副詞節における半過去と談話的時制解釈 
高橋克欣

複合過去の表す完了 
江川記世子

過去の語りに潜在する「わたし」・「いま」・「ここ」 
阿部宏

索引 
執筆者紹介