お ぼ え が き

まえの記事 つぎの記事
 メーリングリストで配信されたお知らせからの引用:



日本フランス語学会第277回例会

日時: 2012年4月21日(土) 15:00-18:00
会場: 跡見学園女子大学 文京キャンパス 2号館3階 M2308 教室 ***これまでの会場と異なりますのでご注意ください***
(東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩2分、東京メトロ有楽町線 護国寺駅下車 徒歩8分)

発表者:
(1) 益子 優介 (筑波大学大学院)「フランス語における場所の指示表現について」

(2) 木田 剛 (筑波大学)「ジェスチャーと外国語教育:フランス語学習者の事例」

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

*跡見学園女子大学文京キャンパスへのアクセス (**文京キャンパス**での開催となります。十分ご注意ください。)
http://www.atomi.ac.jp/daigaku/institution/access.html
*学会ホームページ
http://www.sjlf.org/



(1) 益子 優介 (筑波大学大学院)「フランス語における場所の指示表現について」

フランス語において主要な場所の指示は ici / là / là-bas の3つの副詞によって行われている。しかしながら là は ici と là-bas によっても指示できる場所を指し示すことが可能である。したがって3つの副詞には指示対象の場所以外の差異が存在することになる。本発表では Kleiber (1995) が立てた ici と là の指示対象の与え方をもとにして3つの表現の談話における機能的差異について検討する。



(2) 木田 剛 (筑波大学)「ジェスチャーと外国語教育:フランス語学習者の事例」

第二言語(L2)学習者のなかには「電話で話すことが一番難しい」と思っている人が少なくない。この問題は電話では相手が見えないこと、つまり対人コミュニケーションにおいて視覚的な手掛かりがないことに由来すると推測される。しかし、談話理解と視覚情報の関係に関する実証研究はほとんど行われてこなかった。言語理解プロセスの解明は、外国人の社会生活に資するだけでなく、L2習得プロセスとの関連性が高いため、第二言語習得研究や外国語教育に寄与する。本発表では、対人コミュニケーションにおける視覚的な情報、とくに身振りやジェスチャーが、フランス語L2談話理解において果している役割を検証したい。以下の項目を取り扱う。1)第二言語習得研究における言語理解について、2)外国人の談話理解プロセスについて、3)ジェスチャーと焦点化現象と省略の関係、4)ジェスチャーと比喩表現の理解の関係、5)ジェスチャーと談話の機能的側面、6)ジェスチャーと談話外領域の関係、7)外国語教育に関する示唆。